1話 非日常の始まり

 白崎篤紫、三十八歳。 今日の予定は、家族三人で某夢の国……のはずだった。  篤紫は、車のハンドルを握ったまま、空から降ってくる光のシャワーを、大口を開けて見つめていた。 車のエンジンとモーターは、計…