1話 望まれない生命

 少し先に、大きな塔がそびえ立っていた。 ここは南極。吹雪が視界を真っ白に染めている。 気温は既にマイナス数十度、体は既に感覚が無かった。 「……ここが、みんなが言っていた南の魔術塔か……って、うわっ…